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梅毒治療薬

梅毒とは、性行為などの接触で病原菌が移ると発症する性感染症です。 梅毒は治療薬を用いて改善することが出来るため、自覚症状が出たら早めに治療をすることが大切です。

梅毒治療薬の商品一覧

梅毒とは

梅毒は、その名も「梅毒トレポネーマ」という名称の細菌に感染することによって引き起こされる性感染症です。
性行為によって感染し、さまざまな症状を引き起こします。
感染後、数日置いて次のような症状が下半身に見られた場合、梅毒を発症している可能性があります。
・初期硬結(しこり)
・リンパ節の腫れ
初期硬結は感染した部位に生じるしこりです。
リンパ節の腫れとともに大した痛みがあるわけではなく、数週間で消える場合が多いという特徴があります。
ただし、これはいわゆる「梅毒Ⅰ期」の症状。
治療しないまま放っておくとⅡ期、Ⅲ期と進んで命にかかわるので、早めの検査や治療が大切です。

梅毒の原因・感染経路

梅毒の原因は、その90%以上が性行為によるものです。
性器と性器、口唇や肛門などの粘膜接触によって病原体が体から体へと移り、症状を引き起こします。
病原体である梅毒トレポネーマは、皮膚や粘膜上の目視で確認できないほどの小さな傷から侵入します。
キスでも移る可能性があるので、「性行為はしていないから」と安心することはできません。
ただし、まれにその他の原因で感染するケースも見られるようです。
梅毒トレポネーマは外気の中ではそれほど長く生きられませんが、感染者の使った服、タオル、食器などから感染することもあります。
万が一、自分が梅毒になってしまったという場合は周囲への感染を防ぐために服や食器などの扱いには気をつけるべきです。

性別により異なる症状

梅毒の症状は、男女で大きく変わるものではありません。
性器にしこりが現れ、リンパ節に腫れが見られる(放っておいても数週間で焼失する)「第Ⅰ期」の症状から、全身の皮膚や粘膜、また内臓に潰瘍や発疹が生じ、麻痺や痴呆によって心身ともに冒されて最悪の場合は死に至る「第Ⅳ期」の症状まで、基本的には共通しています。
ただし、特に第Ⅰ期の症状の見た目には違いが見られます。
以下、男性の場合と女性の場合、それぞれの症状について詳しく解説します。

男性の場合の症状

すでに書いているように、梅毒の初期症状は「感染した部位のしこり」「リンパ節の腫れ」といったものです。
男性の場合、特に亀頭やカリの部分に硬結(しこり)が現れるのが一般的です。
しこりは、放っておくとやがて自然につぶれ、潰瘍状に変化します。
ブヨブヨとした軟骨のようなさわり心地の潰瘍で、触れても痛みはありません。
男性器の粘膜の小さな傷から病原体が侵入することで、上記のような症状が現れます。
「ケガしてないから大丈夫」と安心することはできません。
ここでいう「粘膜の小さな傷」とは、目に見えず痛みも感じないような微細な傷です。
要するに梅毒の病原体をもっている相手と性交渉に及んだ場合には、高い確率で感染してしまうということになります。
確証が得られない相手である場合は、コンドームを使用して感染を避ける必要があります。
また、これもすでに書いているように、上記の症状は数週間で消えてしまうものの、あくまでもこれは「第Ⅰ期」の症状に過ぎません。
早めの治療を行い、第Ⅱ期以降になってしまうのを防ぐ必要があります。

女性の場合の症状

女性の場合も男性と同じく、梅毒の初期症状(第Ⅰ期の症状)は、「感染部位のしこり」「リンパ節の腫れ」といったものです。
痛みはなく、放置しておくと数週間で消えますが、無治療のままでは第Ⅱ期以降に進行することに変わりません。
性器に感染した場合は、大陰唇(性器の外側のふくらみ)や小陰唇(左右あるひだ部分)、また膣の内部にしこりが生じます。
ただし、特に小陰唇や膣内にできる場合、男性と違って半固形の分泌物がまわりにかぶさったものとなっていることが違いとして挙げられます。
また特に妊娠中の女性、妊娠している可能性がある女性の場合、胎児にも悪影響が及ぶ可能性があります。
最悪の場合は流産や死産の可能性があり、無事に出産ができても、赤ちゃんが梅毒を持って生まれてくる可能性もあります。
「現在妊娠中」「妊娠しているかもしれない」という状態で上記のような症状が見られる場合は、すぐに検査してください。

梅毒の経過例

梅毒の進行は、第Ⅰ~Ⅳ期までの4段階です。
治療をせずに最後の第Ⅳ期までいくと死に至ることもあるので、早めの検査・治療が必要です。
ここでは各段階で見られる症状についてまとめてみました。

【第Ⅰ期】
性器をはじめ、感染した部位に硬結(しこり)ができる症状で、やがて潰瘍状に変化します。
痛みはなく、リンパ節の腫れを伴うのが一般的です。
放置しておくといったん消え、第Ⅱ期へと移行します。

【第Ⅱ期】
斑点、発疹が全身に現れます。
「バラ疹」と呼ばれる赤い斑点(紅斑)が、胴を中心に全身に生じるというのが一般的です。
またぷっくりとふくらみのある「丘疹」が現れるケースも見られます。
口の中に灰白色の斑点や口内炎が生じ、喉が腫れて声が枯れるという症状が見られる場合もあります。
口内炎の場合は別ですが、全身に現れるバラ疹や丘疹は特に痛み、かゆみもなく、放っておくと数週間で消えてしまいます。
とはいえ、もちろん健康被害がないというわけではありません。
放置すると第Ⅲ期、第Ⅳ期へと悪化します。

【第Ⅲ期】
全身に通称「ゴム腫」を生じる段階に入りました。
別名「晩期梅毒」と呼ばれる時期です。
皮膚上にとどまらず、内臓(肝臓や腎臓)、骨や筋肉といった体内の組織にも症状が及びます。
ここまで来ると肝障害、腎障害などの症状が見られるほか、治療後もゴム腫のあとが残ることがあります。
また、ここで治療しなかった場合には死に至る第Ⅳ期へと移行します。

【第Ⅳ期】
晩期梅毒の進行により、心臓や脳といった人体の中枢部に症状が見られるようになります。
心臓の血管や脳が冒されると大動脈瘤や体のマヒ、痴呆などが発症します。
やがては死に至ることになります。

以上のような経過で梅毒は進行しますが、現在では心臓や脳まで進行する以前に完治させることが可能です。
生命にかかわる病気であるだけに、第Ⅰ期、第Ⅱ期の段階ですみやかに治療することが欠かせません。

梅毒の合併症

梅毒に感染することで、無痛のしこり(第Ⅰ期)から死に至る心臓、脳の症状(第Ⅳ期)まで、さまざまな症状が数年かけて現れます。
特に「晩期梅毒」とされる第Ⅲ期以降の梅毒の場合には、神経梅毒と総称されるさまざまな合併症が生じることになります。
神経梅毒は進行型のマヒ、脊髄癆(運動失調などを発症)などが現れるもので、記憶力や判断力の低下などが見られます。
また、梅毒はHIVと合併するケースが見られる性感染症でもあります。
ヒト免疫不全ウイルス(HIVウイルス)に感染することによって、やがて後天性免疫不全症候群(エイズ)を発症するHIVは完治が難しい性感染症ですが、梅毒とともに感染した場合には初期の段階で神経梅毒を発症するケースも見られます。
このような合併の危険性は男女ともに考えられるため、早いうちに対処できるように心がけてください。

梅毒になったときの注意点


梅毒の感染が発覚したとき、私たちが気をつけるべきことは以下の通りです。

・早期治療につとめる
梅毒は古く江戸時代に遡ると「不治の病」とされ恐れられた病気でしたが、現在では有効な治療薬が開発されており、短期間で完治させることが可能になっています。
とはいえ、早めに治療するに越したことはありません。
ある程度症状が進むと治りが遅くなり、手遅れとなり命の危険になる恐れもあります。

・性行為は控える
梅毒は性感染症のひとつで、セックスでパートナーに感染させてしまう病気です。
自分が梅毒にかかっていることがわかった日から完治が確認される日まで、性行為は控える必要があります。
梅毒を移された方はある意味被害者ではありますが、梅毒に感染した場合今度は誰かに移す側になってしまう事を意識してください。
少なくともコンドームを使用しない性行為は、男女ともに感染者を増やす原因となります。

梅毒の治療方法

梅毒は抗菌効果のある抗生物質を使った治療法がメインになります。
症状や病変によっては、抗生物質を注射や点滴する治療法もあります。
まずは医療機関で検査をして梅毒に感染しているか確認するようにしてください。

医療機関

梅毒の治療には、健康保険が適用されます。
保険証を病院の窓口で提出したうえで、3割負担のみの費用で検査、治療を受けることが可能です。
梅毒に限った話ではなく、性感染症は精密な検査を行ったうえで丁寧な治療を行い、完治したことをきちんと確認する必要がある病気です。
ある程度の期間治療が必要になるため、それなりの費用がかかるものです。
保険を使わない場合は治療費が膨大なものになってしまいます。
健康保険を使用すれば、そのような金銭的負担を抑えることができます。
保険のかからない自由診療は、金額は高くついてしまいますが、診療履歴が残らないため家族や近親者へ知られず治療することができます。

治療薬を処方してもらう

泌尿器科や性病科、婦人科の病院で処方されるのは、ペニシリン系の抗生物質です。
梅毒の原因となる細菌、梅毒トレポネーマを死滅させる働きがある医薬品です。
サワシリン、パセトシンといった名称の抗生物質が最もポピュラーなものです。
医療機関で処方される場合、検査費、診察料も必要となるため、保険が適応されていても費用がそれなりにかかります。

梅毒治療薬の効果

梅毒治療薬は製品によって有効成分は様々です。
それぞれの効果を確認し、自分に合った梅毒治療薬を見つけてください。
・アモキシシリン
・アンピシリン
細菌を守る細胞壁という部分を生成する働きを抑えることにより、細胞壁が破壊され細菌を死滅し、抗菌してくれます。
・ミノサイクリン
リポゾームという細胞分裂する器官の働きを抑え、細菌の増殖を減らし死滅抗菌してくれます。

通販で購入できる梅毒治療薬

さまざまな海外製の医薬品を扱っている通販サイトでは、梅毒の治療薬も購入することが可能です。
病院で処方されるペニシリン系の医薬品がそろっていることはもちろん、先発薬だけでなくジェネリック医薬品も扱われているのがポイントです。

ディヴァイン

ディヴァインはシプラ社が製造・販売する梅毒治療薬です。
細菌のタンパク質合成阻害の効果のある、テトラサイクリン系の抗生物質ミノサイクリンを含有しています。
梅毒の他、クラミジア、淋病などの性感染症や、ニキビの治療にも使用される薬です。
通販では、用量50mgの10錠入りが1,500円前後(1錠あたり142円)、用量100mgの10錠入りが1,800円前後(1錠あたり180円)で販売されています。

アモキシシリン

アモキシシリンは、ブリストルラボラトリーズが製造・開発する梅毒治療薬です。
細菌の細胞壁合成阻害の効果のある、ペニシリン系の抗生物質アモキシシリンを含有しています。
通販では、用量250mgの21錠入りが1,500円前後(1錠あたり67円)、用量500mgの21錠入りが1,900円前後(1錠あたり90円)で販売されています。

ビクシリン・ジェネリック

ビクシリン・ジェネリックは、ザイダスカディラ社が製造・販売する梅毒治療薬です。
ペニシリン系と同等の効果のあるβ-ラクタム系の抗生物質アンピシリンを含有しています。
梅毒の他、クラミジア、淋病などの性感染症や、ニキビの治療にも使用される薬です。
通販では、用量250mgの100錠入りが4,800円(1錠あたり48円)、用量500mgの21錠入りが6,400円前後(1錠あたり64円)で販売されています。

AKAMIN

AKAMINは、マイラン社が製造・販売する梅毒治療薬です。
抗生物質ミノサイクリンを含有している、ミノマイシンのジェネリック医薬品です。
梅毒の他、クラミジア、淋病などの性感染症や、ニキビの治療にも使用される薬です。
通販では、用量50mgの60錠入りが2,850円(1錠あたり47円)で販売されています。

ミノマイシン・ジェネリック

ミノマイシン・ジェネリックはApotex社が製造・販売する梅毒治療薬です。
テトラサイクリン系の抗生物質ミノサイクリンを含有するミノマイシンのジェネリック医薬品です。
梅毒の他、クラミジア、淋病などの性感染症や、ニキビの治療にも使用される薬です。
通販では、用量100mgの100錠入りが14,250円(1錠あたり142円)で販売されています。

ノバモックス

ノバモックスは、シプラ社が製造・販売するシロップタイプの梅毒治療薬です。
ペニシリン系の抗生物質アモキシシリンを含有する、サワシリンのジェネリック医薬品です。
梅毒の他、淋病の治療薬として用いられています。
通販では、用量125mg/30mlが1本1,420円、用量250mg/30mlが1本1,900円で販売されています。

梅毒検査キットとは?

梅毒検査キットは、文字通り自分で梅毒の感染の有無を検査することができるアイテムです。
定められた使用方法に従って検査することで、感染しているか否かを判断できます。
通販サイトでは主に海外製の検査キットを購入できるので、不安な方はぜひチェックしてみてください。

梅毒セルフテスト

梅毒セルフテストは、Boson Biotech社で製造販売している梅毒の検査薬です。
指から小さな針で血液を少量とって検査薬につけ、その反応を見て梅毒の有無をチェックできます。
通販では、1個2,850円で販売されています。

iCARE Syphilis test kit

梅毒検査キットは、JALイノベーション社で製造販売している梅毒の検査薬です。
針で指などから血液を採取して検査薬を垂らし、梅毒に感染しているかどうかチェックする仕組みです。
通販では、1個2,700円で販売されています。

梅毒治療薬の服用方法

梅毒の治療薬には様々なものがあります。
それぞれ服用方法が異なるため使用する前に確認してください。

アンピシリンの服用方法

成人は1日4~6回、1回250mg~500mgを服用してください。
水かぬるま湯で服用してください。
年齢や症状によって服用量を調節してください。
服用する場合には、成分の耐性菌の発現を防ぐため、原則として感受性を確認した上で、治療上必要な最小限の期間の投与にとどめるようにしてください。
効果を強く期待するために、規定量よりも多く服用する方がいますが、効果が高くなることはありません。

アモキシシリンの服用方法

1回250mgを1日3~4回経口投与することが推奨されています。
水かぬるま湯で服用してください。
年齢や症状によって服用量を調節してください。
服用する場合には、成分の耐性菌の発現を防ぐため、原則として感受性を確認した上で、治療上必要な最小限の期間の投与にとどめるようにしてください。
効果を強く期待するために、規定量よりも多く服用する方がいますが、効果が高くなることはありません。

レボフロキサシンの服用方法

成人は1日1回、1回500mgを服用してください。
水かぬるま湯で服用してください。
服用する場合には、成分の耐性菌の発現を防ぐため、原則として感受性を確認した上で、治療上必要な最小限の期間の投与にとどめるようにしてください。
また、用量調節などを含め錠剤250mgの錠剤を使用する際にも、分割投与を避け、必ず1日量を1回で服用してください。
効果を強く期待するために、規定量よりも多く服用する方がいますが、効果が高くなることはありません。

ミノサイクリン塩酸塩の服用方法

成人は初期服用量として100mg~200mgを服用してください。
それ以降12時間もしくは24時間ごとに100mgを服用してください。
年齢や症状によって服用量を調節することが可能です。
服用する場合には、成分の耐性菌の発現を防ぐため、原則として感受性を確認した上で、治療上必要な最小限の期間の投与にとどめるようにしてください。
効果を強く期待するために、規定量よりも多く服用する方がいますが、効果が高くなることはありません。

梅毒治療薬の副作用・注意点

医薬品には全て副作用というものが存在します。
それは梅毒治療薬も例外ではありません。
薬の本来の目的通り働く効果を主作用といい、本来の目的以外で出てしまう効果を副作用と言います。
一般的に薬に含まれる成分は、ひとつの症状にのみ作用するわけではなく、望む治療効果以外にも作用してしまう場合が多いです。
服用時の体の体調によって副作用が生じる場合や、成分に対するアレルギー症状が副作用として生じる場合があります。
梅毒治療薬はペニシリン系、テトラサイクリン系の抗生物質ですが、特にペニシリン系の抗生物質はあらゆる抗生物質の中でも特にアレルギーを起こしやすいものとされています。
アレルギーがない方には安全な抗生物質ですが、ヒトによってはアナフィラキシーショックと呼ばれる激しい副作用が発生する場合があります。
ペニシリン系の抗生物質の頻度不明の重大な副作用として、大腸炎、急性腎不全、無顆粒球症、溶血性貧血、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症、血液障害、肝臓障害、腎臓障害があります。
また、テトラサイクリン系の抗生物質の頻度不明の重大な副作用として、全身性紅斑性狼瘡様症状の増悪、結節性多発動脈炎、微鏡的多発血管炎、中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、剥脱性皮膚炎、薬剤性過敏症症候群、血液障害があります。
軽度ですむ場合が大半ですが、重度の場合は医師に相談する必要があります。

軽い副作用は効果のあらわれ?

梅毒治療薬によって激しいアレルギー反応、重篤な症状などが出た場合には使用を中止する必要がありますが、発熱、発疹、めまい、腹痛、食欲不振などの軽い副作用ですんでいる場合はあまり神経質になりすぎる必要はありません。
副作用とはそもそも、薬の有効成分が体に影響を与えている=効果を及ぼしているということを意味しているものでもあります。むしろ、薬がきちんとその役割を果たしている証拠であるともいえるのです。
ただしアレルギーが出た場合は、軽くても注意が必要になりますので、治療薬を変更するなどの対応してください。

梅毒治療薬の併用禁忌薬・注意薬

医薬品を服用する際には、併用禁忌薬と併用注意薬というものが存在します。
併用禁忌薬は梅毒治療薬と一緒に服用することで体に重大な影響を与えてしまう可能性のある医薬品です。
梅毒治療薬を服用する際には、自分が現在服用中の薬をしっかりと確認する必要があります。
併用注意薬は梅毒治療薬と一緒に服用することで体に様々な影響が及ぶ可能性があり注意が必要な医薬品です。
薬の効果を弱めてしまったり、逆に強めてしまう場合があるので、注意してください。

併用禁忌薬

2018年現在、梅毒治療薬の併用禁忌薬は特に定められていません。
ただし、併用禁忌薬が今後一切存在しないとは言い切れません。
後の研究により併用禁忌と判明する医薬品が現れる可能性はゼロではなく、また今後開発される新薬の中に併用禁忌薬が出てくる可能性もゼロではありません。
特に医師の診察を受けずに通販で購入した梅毒治療薬を服用する場合には、その時点で併用禁忌薬が無いかきちんと確認する作業が欠かせません。
併用禁忌薬の有無を確認するには、医薬品の添付文書をチェックする方法があります。
医薬品の情報を詳細に記した添付文書はインターネット上で公開されており、適宜、更新されています。
服用の前はチェックすることをお薦めします。

併用注意薬

梅毒治療薬の併用注意薬は、主に以下の通りです。

・カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、鉄等を含む医薬品
テトラサイクリン系抗生物質の併用注意薬です。
併用することで、抗生物質の効果が半減する可能性があります。

・スルホニル尿素系の血糖降下薬
こちらもテトラサイクリン系抗生物質の併用注意薬。
血糖降下薬の効果が強くなりすぎる可能性があります。

・ワルファリンカリウム
こちらはペニシリン系抗生物質の併用注意薬です。
ワルファリンカリウムの作用が強くなりすぎる可能性があります。

・経口避妊薬(ピル)
ペニシリン系抗生物質との併用で、ピルの効果が下がってしまう可能性があるとされています。
医薬品の効果が半減すると、病気の治療をうまく行うことができなくなります。
特に抗生物質の効果が半減すると梅毒トレポネーマを完全に死滅させることができず、病気が長引く可能性があるので要注意です。
また、併用したためにいずれかの薬の効果が強くなりすぎると、副作用が強く現れる可能性が高まります。

梅毒治療薬を服用してはいけない方

・ペニシリン系、テトラサイクリン系ともに、過去に服用した際にショック症状を含むアレルギーを発症した経験があるという方
・ペニシリン系抗生物質の場合、伝染性単核症を発症している方
・発疹や蕁麻疹などのアレルギー症状を起こしやすい体質の方
・腎臓・肝機能障害のある方
・妊娠・又は妊娠している可能性がある方
・現在授乳中の方
・高齢者
・小児

梅毒治療薬の豆知識

梅毒が人類の歴史に登場したのは15世紀頃であったといわれています。
その後、長きにわたって「不治の病」とされてきた梅毒ですが、1928年治療に光明が見えました。
この年、イギリスの細菌学者アレクサンダー・フレミングによって細菌を死滅させる働きを持つ抗生物質「ペニシリン」が発見されたのです。
以後、梅毒は決して不治の病などではなく、適切な治療を行えば完治させることが可能となっています。

梅毒治療薬の偽物に注意

2018年現在、日本は先進国の中でほぼ唯一、性感染症の感染者数が横ばい、あるいは増加傾向にある国とされています。
梅毒もその中の性感染症のひとつと言われ、特に女性の感染者数が増えつつあるというデータもあります。
今、梅毒トレポネーマを撃退するペニシリン系やテトラサイクリン系の抗生物質は需要が高く、人気が高い医薬品であるといえます。
そのような状況の中、私たちが気をつけなければならないのはネット上に出回っている偽物です。
具体的には、通販サイトで扱われている海外製の梅毒治療薬の中に偽物が紛れ込んでいるという状況があります。
需要の高さにつけこんで、悪質な業者が梅毒治療薬とは名ばかりの製品を取り扱っているケースがあるようです。
通販サイトを利用して梅毒治療薬を購入する際には、そのサイトが本当に信頼できるところなのかどうか、確かめる必要があります。

梅毒治療薬に関するよくある質問

Q.梅毒治療薬の通販は違法?
A.違法ではありません。
現在、使用を禁じられている成分が含まれているものでない限り、個人使用を原則として海外製医薬品を通販で購入することは認められています。
梅毒治療薬として流通する医薬品(ジェネリック医薬品含む)も、通販で購入することが可能です。

Q.梅毒治療薬を病院や個人輸入を使用せずに購入する方法はありますか?
A.ほかに方法はありません。
日本国内で流通する梅毒治療薬はすべて「処方箋医薬品」に指定されているもので、これは医師の診察を受けたうえで処方箋を出してもらわなければ購入できません。
海外製の梅毒治療薬は処方箋なしでも購入できますが、国内にいてこれを購入するには、現在のところ通販を利用するしか方法がありません。

Q.梅毒が完治したかどうかの確認方法は?
A.病院で確認するのが最も確実な方法です。
投薬後、STS法と呼ばれる方法で梅毒が完治したかどうか確認することができます。
また、通販で購入できる検査キットを使用するのも方法のひとつです。
梅毒治療薬を用法用量に従って服用したあとで検査し、梅毒の有無をチェックすることで確認できます。

Q.梅毒治療薬の服用量を増やせば早く治る?
A.服用する医薬品の量は、少なくとも梅毒の場合には治療のスピードに関係ありません。
むしろ、定められた用法用量を無視した服用方法は、余計な副作用を招く危険性があります。
自己判断で決めず、しっかり治療するようにしてください。

Q.梅毒治療薬は常に服用してたら性病にならない?
A.本当ではありません。
むしろ危険な行為であるといえます。
梅毒治療薬として使用されているのは、細菌を死滅させることで治療する抗生物質です。
この薬を健康体であるにもかかわらず服用していると、体に有益な常在菌にも常にダメージが与えられて体調不良が慢性化します。
また、体の抵抗力が落ちてさまざまな感染症にかかりやすくなることも考えられます。