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狭心症

狭心症の治療薬について紹介します。
狭心症は生活習慣病から併発してしまうことが多いです。
様々な成分の治療薬があり、自身に合ったものを選択することができます。

狭心症の商品一覧

狭心症とは?

狭心症は虚血性心疾患のカテゴリーに属する心臓病のひとつで、胸の痛みや圧迫感といった症状が現れるのが特徴です。
虚血性心疾患とは、心臓につながる冠動脈の閉塞などにより、心筋に血液が正常に流れなくなることで心臓に異常が生じる病気を指します。
狭心症の場合、文字通り冠動脈が狭くなるというのが、直接的な原因です。
狭心症が進行すると心臓の冠動脈が極端に狭窄する、もしくは完全に閉塞する状態となります。
その結果、心臓が壊死した状態になってしまうと心筋梗塞へと繋がります。
狭心症は多くの分類分けが行われる病気であり、分類ごとに自覚症状の現れやすさなどが異なっています。
したがって、同じ狭心症でも種類によっては発症の発覚までにかかる時間などが変化します。
気がついたときには、症状が重症化してしまっている場合もあります。
重症化した場合には治療に要する時間や手間がよりかかり、負担が大きくなってしまうので、早期発見がカギとなります。
また、生活習慣を改善させたり、適切な医薬品を使用したりするなどして予防をすることも可能です。
したがって、確かに生命にかかわる病気であるとはいえ、適切な治療法や予防法を知ることにより、脅威を減らすことができる病気であると言えます。

狭心症の症状

狭心症の主な症状は、狭心痛と呼ばれる痛みです。
心臓周辺に絞めつけられるような痛みや圧迫感が発生します。
この独特の感覚は絞扼(こうやく)感と表現されます。
痛みが発生する部位は心臓の直上が多い傾向にありますが、心窩部と呼ばれるみぞおちの周辺で痛みが現れる場合もあります。
また、心臓とは離れた位置にある頸部、また胸の上部から左肩へかけて痛みが発生する場合もあります。
このように、患部(心臓周辺)以外の部位で痛みが起こる現象のことを、放散痛と呼びます。
痛みが発生する時間は長くとも15分ほどと言われています。
痛み以外の症状としては、酸素が正常に供給されなくなることから起こる強い動悸や不整脈、呼吸困難、頭痛、強い吐き気といったものが挙げられます。
また、狭心症を放置し重症化させると、酸素が心筋に送られなくなることで心筋が壊死してしまい、心筋梗塞や心室細動といった生命に関わる病気を発症する場合もあります。

狭心症の原因

狭心症の原因は一般的に、心臓の冠動脈に作られるプラークが原因と言われています。
プラークはコレステロールなどによって作られる、コブのようなものです。
コレステロールをはじめ、脂質やカルシウムといった物質、マクロファージなどの細胞やそれらの死骸によって作られます。
冠動脈の中にこのプラークが隆起し、狭めてしまうというのが狭心症の直接的な原因です。
プラークが冠動脈内に作られると、血液がせき止められたような状態になります。
血液が正常に流れなくなり、狭心症の症状が現れるようになるというのが具体的な病気のメカニズムです。
また、冠攣縮型狭心症や異形狭心症と呼ばれる症状の場合、心臓の血管そのものが異常収縮を起こすことによって、極端に狭まってしまうことから血液が流れにくくなることが原因となります。
微小血管狭心症と呼ばれる症状の場合、心臓内部の微小な血管の狭窄、攣縮によって発生します。
プラークがつくられるようになる原因としては、高血圧、脂質異常症、肥満、高尿酸血症、ストレス、閉経、喫煙といったことが挙げられます。
暴飲暴食や喫煙といった悪習をやめ、ストレスを溜めないように生活することで予防できますが、一方で高血圧や高尿酸血症などにすでにかかっている場合は生活習慣を改善する以外の方法で予防する必要があると言えます。

狭心症の分類

一口に狭心症といっても、実はそのタイプはさまざまです。
発作の誘因(いつ発症するのか)、発症のメカニズム(何が直接的な原因なのか)、臨床経過(一定期間安定しているか、あるいは不安定か)といった項目ごとに、何種類かに分けることができます。
たとえば、発作の誘因。何らかの動作をしているときに症状が発生しやすいタイプの狭心症と、安静にしているときにも症状が現れるタイプの狭心症があります。
ここでは、発祥の誘因も含め、以上3項目について、それぞれどのようなタイプの狭心症があるのか具体的な名称を挙げてまとめています。

発作の誘因

不意に胸が圧迫されるような痛みに襲われる、それが狭心症の発作ですが、どのようなときに発作が現れるか(発作の誘因)は主に2通りあります。
ひとつは労作性狭心症と呼ばれるタイプのもので、こちらは体を動かしているときに発作が現れやすいという特徴を持っています。
労作というのは、ここでは労力を使う動作をあらわすと考えるとわかりやすいでしょう。
階段を上り下りしたり、重い物を運ぶなど力仕事をしたりすると、発作が現れるというタイプの狭心症です。
発作が現れた際には、まずは労作をストップさせる、つまり楽に座って安静にすることが必要不可欠です。
呼吸しづらくなることがあるので、シャツのボタンをはずしたりネクタイをゆるめたりして喉もとを楽にする必要があります。
一方、安静時狭心症と呼ばれるタイプの狭心症があります。
こちらは、文字通り安静にしているときでも発作が現れるという狭心症です。冠動脈が何らかの理由で痙攣を起こし、狭まってしまうことで起こるという特徴があることから、冠攣縮性狭心症と呼ばれることもあります。

発作機序

発作機序(発生のメカニズム)によって狭心症を分類する場合、主に器質性狭心症、微小血管狭心症、冠攣縮性狭心症、異形狭心症の4種類に分けられます。
器質性狭心症は一般的な狭心症の症状で、冠動脈に狭窄が発生することによって起こります。
一方、微小血管狭心症は冠動脈ではなく心臓内部の微小血管に狭窄や攣縮が起こることによって一時的に虚血となり(血液が通わなくなり)、狭心症の発作が現れるというものです。
また、冠攣縮性狭心症は冠動脈の攣縮が原因となるもので、すでに書いたように安静時狭心症の別名でもあります。
最後に異形狭心症ですが、こちらは冠攣縮性狭心症の一部を指すものです。
具体的には、心電図を見たとき、ST波(心臓の収縮具合を示す)が異常な上昇を見せているとき、異常狭心症と診断されます。

臨床経過

狭心症は、症状が安定しているか、発作が不安定に現れたり消えたりする状態にあるのかという臨床経過に合わせて分類することができます。
安定狭心症と呼ばれるのは、症状が安定しているタイプの狭心症です。
ここでいう安定とは発作が起こらないということを意味しているわけではありません。
安定狭心症は、具体的には発作が現れるようになってから3週間、発作の強さや長さが変わらない、それ以上は悪化しないものを指します。
一方、不安定狭心症は、文字通り症状が安定していないタイプの狭心症です。
3週間以内に発作が現れ、そのたびに悪くなっている場合、このタイプに分類されます。

狭心症の治療法

狭心症の治療は、生活習慣の改善、適切な医薬品を使った薬物療法、手術の3通りに湧けることができます。
まずは生活習慣の改善を行うことを心がけ、いったん発症してしまい、生活習慣の改善では追い付かなくなった場合には薬物療法、手術といった方法を選択することになります。
狭心症の治療に用いられる医薬品は、血管拡張薬と呼ばれる医薬品です。
また、手術による治療の場合は閉塞した動脈を広げる、狭窄した部位を削るといった方法がとられます。

日常生活から

狭心症は、コレステロールや脂質といった物質が血管内でプラークとなり、冠動脈を狭めることによって発症する病気です。
したがって、狭心症に対処するにはまず、血管内のコレステロールや脂質の量を減少させるための取り組みを行うことが必要不可欠といえます。
また、ストレスによって血圧が上昇すること、喫煙によって血管が収縮したり活性酸素が発生したりすることも狭心症を引き起こす原因になります。
喫煙を控え、ストレスを溜めないような生活を心がけることも大切です。

薬物療法

狭心症の治療薬としては、主に血管拡張剤が挙げられます。
血管拡張剤は文字通り体内の血管を拡張させる作用がある医薬品です。
血管が拡張することによって、プラークの隆起によって流れが悪くなっている血管が広がり、より血液が流れやすくなり、狭心症の発作が起こりにくくなります。
また、それ以外にも抗血小板剤と呼ばれる血小板の凝固を抑制する(血管内で流れをせき止めるかさぶたができないようにする)医薬品や、心臓の負荷を軽減させるβブロッカーと呼ばれる医薬品が使用される場合もあります。

手術

狭心症を治療する際には、冠動脈形成術(カテーテル治療)や冠動脈バイパス術(バイパス手術)と呼ばれる手術を行うのが一般的です。
カテーテル治療は、先端に空気によって膨らむバルーンを装着したカテーテルを動脈内に入れ、狭窄部で膨らませて血管を広げるという手術です。
バルーンで膨らませた箇所にステントと呼ばれる血管を補強するための金網を装着する、バルーンの代わりにアテレクトミー、ロブレーターと呼ばれる刃で狭窄部位を削り取る、というような治療が行われる場合もあります。
一方、バイパス手術は、カテーテル治療を行うことができない場合に選択されるものです。
胸や腕、胃などの動脈、もしくは足の静脈を取り出し、狭窄部位を迂回して血液がスムーズに流れるよう、冠動脈と他の血管をつなげるという手術が行われます。

薬の種類

医薬品を使った薬物療法では、主に以下のようなものが使われます。

・抗血小板剤
・血管拡張薬
・βブロッカー

これらの医薬品は、作用がそれぞれ違っています。
自分で薬を入手して使用する際には、ひとりひとりが自分の狭心症に合ったものを選ぶ必要があります。
ここではそれぞれの薬について、またどのようなタイプの狭心症に効果があるかということについて、まとめてみたいと思います。

抗血小板剤

抗血小板剤は、体内で血小板が凝固してしまうのを抑える効果がある医薬品です。
血液中に存在する血小板は、平時であれば凝固せずに血液とともに体内を循環しています。
しかし、何かしらの衝撃により血管に損傷が発生するとその部位に集まって凝固します。
いわゆるかさぶたのもとになる物質です。ケガをしたとき、傷がふさがるまで保護する役割があります。
しかし、狭心症を起こしているとき、凝固した血小板が血管内を流れると、ただでさえ血流が悪いところにさらに固形物が流れてより悪化し、発作を引き起こす可能性があります。
そこで使用されるのが、血小板の凝固を防ぐ抗血小板剤です。
狭心症の治療に用いられるものとしては、有効成分にアセチルサリチル酸が使用されているアスピリンやバイアスピリンが挙げられます。

血管拡張薬

狭心症治療に用いられる医薬品の中でも特に使用率が高いのが、血管拡張薬です。
使用されるものとしては、ニトログリセリンを始めとする硝酸薬が挙げられます。
血管拡張薬は、体内に有効成分が吸収されると、体内の血管を拡張させる働きがあります。
これによって血液の流れをスムーズにし、発作が起こらないようにします。
特に、ニトログリセリンは冠動脈の中でも主幹部と呼ばれる部位を拡張させる働きがあるため、心筋への酸素の供給量を
増加させるのにうってつけと言えます。

βブロッカー

βブロッカーは、別名β受容体遮断薬などの名前で呼ばれる医薬品です。
交感神経の亢進を抑える効果があります。
β受容体の亢進が抑制されると、心筋収縮力が低下し、心拍数が減少。また、血圧が低下します。
酸素の必要量が減るので、発作が起こりにくくなります。
ただし、βブロッカーは冠攣縮性狭心症の治療には使用できないとされているので要注意です。
製品としては、テノーミンなどが挙げられます。

その他

その他の治療薬としては、アンジオテンシンⅡ受容体に働く競争的阻害剤のバルサンタンがあります。
アンジオテンシンⅡという体内物質は血圧を上昇させます。
バルサンタンはこのアンジオテンシンⅡに働くことで、血管が広がり、電解質や水分などが調節され血圧が下がります。
また、α2受容体に選択的に働き、節前線維の興奮を抑え、ノルアドレナリンの分泌を抑えることにより、血圧を低下させるクロニジンなどがあります。
交感神経を緩めることで、血管が広がり血圧が下がります。

狭心症の予防

狭心症にはさまざまなタイプのものがありますが、共通する予防方法としては生活習慣の改善が挙げられます。
規則正しい食生活を心がけ、禁煙に努め、定期的にストレスを解消し、適度な運動を行い、体に負荷が掛からないように入浴の際はぬるめのお湯を使うなどが挙げられます。
つまり、身体に優しい生活をすることが、狭心症の予防につながります。
とはいえ、そのような生活をしていれば100%絶対に狭心症にならないというわけではありません。
特に、労作性狭心症、異形狭心症、微小血管狭心症に関しては、適切な医薬品を使用した予防を行うことで確実な予防が可能です。
ここでは、具体的にはどのような方法で予防できるのか具体的に解説していきます。

労作性狭心症

労作性狭心症の予防方法としては、以下のような医薬品を使用する方法が挙げられます。

・硝酸薬
・βブロッカー
・カルシウム拮抗薬

労作性狭心症は体を動かすときに心臓に負荷がかかって発作を起こすというタイプの狭心症なので、心臓への負荷を軽減するβブロッカー、血管を拡張させて血流をスムーズにする硝酸薬やカルシウム拮抗薬といった血管拡張剤を使用することで予防できます。
また、狭まっている部位を避けて血液が流れるように冠動脈と別の血管を結んでしまうバイパス手術も、発作を予防する効果があると言えます。

異型狭心症

異型狭心症は、冠攣縮性狭心症と呼ばれる狭心症の中でも特に心電図のST波に異常が見られるものを指します。
ストレスなどが誘発因子となって血管が痙攣を起こし、そのために血流が著しく阻害されて発作が起こるというタイプの狭心症です。
副交感神経が優位になり、リラックスし始める早朝などの時間帯に発作が起こりやすいという特徴があります。
特にストレスや疲労は発作の引き金になりやすいので、普段からそれらを溜めないような生活をすることが予防につながります。

微小血管狭心症

微小血管狭心症は、冠動脈の狭窄ではなく、心筋に存在する微小血管と呼ばれる小さな血管がつまることで発症する狭心症です。
特に女性の場合、閉経後に女性ホルモンのエストロゲンが減少すること、それに伴ってリスクが高まるメタボリックシンドロームや糖尿病が微小血管の狭窄をもたらす原因になるとされています。
生活習慣を改善すること、特にメタボリックシンドロームや糖尿病にならないようにするために食生活を改善し、適度な運動をすることなどが予防方法として挙げられます。

狭心症と心筋梗塞の違い

狭心症と心筋梗塞の大きな違いは、生命の危機に直結するか否かということにあります。
狭心症は心臓の冠動脈の血流が悪化することによって発症する症状です。
血管内部にコレステロールや脂肪などが蓄積されてプラークを形作り、血流が悪化することにより、一時的に正常に血液が流れなくなる虚血と呼ばれる現象によって発作が起こります。
具体的な症状としては、心臓や胸、みぞおちなどが圧迫されたような苦しさや痛みがあります。
一方、心筋梗塞は狭心症が重症化することによって発症する病気です。
冠動脈がほぼ完全に塞がれ、血流が止まってしまうことによって起こります。
心筋梗塞を発症すると、左胸を中心に強烈な圧迫感と痛み、さらに肩や背中、首に痛みが生じます。また冷や汗、吐き気といった症状が現れるようになります。
このような症状は、30分から長ければ数時間に及びます。
また、発症後には意識がなくなって心肺機能が停止することもあります。
心肺蘇生措置を行うことで死の危機を免れることはできますが、周囲に人がいないときに発作が起こった場合には生存率が下がります。
心筋梗塞に発展しないうちに、早めに薬物療法や手術による狭心症治療を行うことが大切であると言えます。

狭心症薬を通販で購入するメリット

狭心症の治療に使用する狭心症薬は、循環器科クリニックを受診して処方してもらう、もしくは通販サイト(個人輸入代行サイト)を通じて購入することで手に入れることができます。
通販で購入する方法には、以下のようなメリットがあります。

・通院をしなくても良い
通販を利用した場合、パソコンやスマホを使って注文し、自宅に薬を届けてもらえるため、通院が不要となります。

・通販でのみ購入できる治療薬がある
通販で販売されている治療薬には、日本国内では入手できない治療薬があるため、治療の選択肢が広がります。

・安く購入できる
通販を利用した場合、クリニックで処方してもらう際にかかる費用よりも少ない額で薬を入手できるため、治療コストを抑えることができます。

病院に行く時間がない、できるだけ費用を抑えたいという場合には、以上のようなメリットがある通販がお薦めと言えます。
しかし通販を利用し購入する際には、メリットと同時に注意すべき点もあります。


その点についてもしっかり押さえることが必要です。

クリニックや病院で処方してもらう場合

狭心症の治療薬を病院で処方してもらうメリットとして、精密検査を受けた上で処方が受けられるため、確実な治療が可能であるということが挙げられます。
狭心症の検査は、まず初めに問診を受け、その後心電図、胸部X線検査といった一般検査を受けます。
その結果から、狭心症や心筋梗塞といった症状を発症している可能性が出た際には、心臓カテーテル検査などの精密検査を受けて症状を確定させ、診断が下ります。
症状が確定するまでの検査には数時間から長ければ日単位の長い時間がかかりますが、その分、確実に自分の患っている症状を確定させた後に治療を進められるため、安全性が高いといえます。
ただし、薬の料金に加えて診察代、検査代などがかかるという費用面には留意すべきと言えます。

通販サイトを利用した場合

通販では、国内では購入できない医薬品も費用を抑えて購入できるというメリットがあります。
ネットショッピングを行う感覚で、通販サイト(個人輸入代行サイト)で商品を選び、注文するだけという手軽な方法です。ただし、通販サイトで扱われているのは海外製の医薬品であるため、手もとに届くまでには日数がかかることには留意すべきと言えます。

通販でしか購入できない狭心症薬

狭心症の治療薬を購入する際、通販を利用するメリットとして、未承認薬の購入が可能であるということが挙げられます。
未承認薬は海外の製薬会社が製造した医薬品など、日本国内での処方認可が下りていない医薬品のことです。
処方認可が下りていない医薬品はクリニックや調剤薬局では購入することができず、唯一、通販でのみ購入することが可能です。

狭心症薬の服用方法

狭心症薬を服用する際には、より良い効果が得られる方法で行う必要があります。
含有する有効成分が効果を発揮するにはどれほどの量を服用すべきなのか、体に吸収されるためにはどれくらいの時間が必要となり、何に気をつけなければいけないのかを考慮した上で決定がなされます。
のちに述べるように医薬品には副作用のリスクがありますが、それぞれ定められた用法用量を守って服用することによってリスクを回避し、安全に治療を進めることができます。
狭心症治療に用いる医薬品としては、抗血小板剤、血管拡張薬、βブロッカーの3つがあります。
これらの医薬品は、それぞれ基本的な用法用量が異なっています。服用の際には、製品ごとに適切な服用方法を押さえる必要があります。

抗血小板剤

凝固した血小板によって血管が狭まって狭心症の発作を引き起こす、これを防ぐことができるのが抗血小板剤です。
代表的な医薬品としてアスピリンが挙げられます。
製品名と同じ名前を持つ有効成分アスピリンを1日100~300mg服用するというのが基本です。
100mg錠を服用する際には1日1~3錠服用してください。
ちなみに、狭心症が心筋梗塞に発展した際に飲む場合、1回目は錠剤をつぶして粉末状にして服用するのが望ましいとされています。

血管拡張薬

血管拡張剤の中でも代表的な硝酸薬のニトログリセリンは、錠剤タイプの内服薬、ニトロダームTTSのようなシートタイプの外用薬があります。
それぞれに服用方法や使用方法が異なるため、事前に確認してから使用するようにしてください。

アムロジピンベシル

・高血圧症
成人には1日1回、1回2.5mg~5mgを服用してください。
年齢や症状に応じて服用量を調節してください。
十分に効果が得られない場合には1回10mgまで増量することができます。

・狭心症
1日1回、1回5mgを服用してください。
年齢や症状に応じて服用量を調節してください。

参考サイト:医療用医薬品 : ノルバスク

ニトログリセリン

成人には、1日1回、1回1枚を貼付してください。
胸部、腰部、上腕部に貼付してください。
十分に効果が得られない場合には1回2枚まで増量することができます。
また、狭心症の発作緩解を目的とした治療には効果が望めません。
発作緩解には、他の薬剤を使用してください。
貼付患部を清潔にしてから本剤を貼付してください。
皮膚の刺激を避けるために、毎回貼付する場所を変えてください。
創傷面には使用しないでください。

参考サイト:医療用医薬品 : ニトロダーム

βブロッカー

心臓にかかる負荷を抑えて狭心症の発作を防ぎ、症状をやわらげることができるのがβブロッカーです。
それぞれに服用方法や使用方法が異なるため、事前に確認してから使用するようにしてください。

アテノロール

成人には、1日1回、1回50mgを服用してください。
年齢や症状に応じて服用量を調節してください。
1日の最大服用量は100mgとなるため、100mgを超えないでください。
褐色細胞腫の方は、本剤の投与によって急激に血圧が上昇することがあるため本剤を単独で服用しないでください。

参考サイト:医療用医薬品 : テノーミン

ナドロール

成人には1日1回、1回30mg~60mgを服用してください。
年齢や症状に応じて服用量を調節してください。
褐色細胞腫の方は、本剤の投与によって急激に血圧が上昇することがあるため本剤を単独で服用しないでください。
腎障害のある方は血中濃度が高値になることがあるため慎重に投与してください。

参考サイト:医療用医薬品 : ナディック

ビソプロロール

・本能性高血圧症(軽度~中度症)、狭心症、心室性期外収縮
成人には、1日1回、1回5mgを服用してください。
年齢や症状に応じて服用量を調節してください。

・虚血性心疾患または拡張型心筋症に基づく慢性心不全
成人には1日1回、1回0.625mgから服用を開始してください。
1日1回、1回0.625mgを2週間以上服用し、忍容性がある場合には、1回1.25mgまで増量してください。
その後も忍容性がある場合には、4週間以上の間隔で忍容性の経過を見ながら段階的に増量し、忍容性がみられない場合には減量してください。
服用量の増減は、1回服用量を0.625mg、1.25mg、2.5mg、3.75mgまたは5mgとして、段階的に行ってください。
増量した場合にも1日1回の服用としてください。
通常の維持量としては、1日1回、1回1.25mg~5mgを服用してください。
1日の最大服用量は5mgとなるため、5mgを超えないでください。

<警告>
慢性心不全の方に使用する場合には、慢性心不全治療の経験が十分にある医師のもとで使用してください。
慢性心不全の方に使用する場合には、投与初期および増量時に症状が悪化することに注意して、慎重に用量調節を行ってください。

・頻脈性心房細動
成人には、1日1回、1回2.5mgから服用を開始してください。
十分に効果が得られなかった場合には、1日1回、1回5mgに増量してください。
1日の最大服用量は5mgとなるため、5mgを超えないでください。

参考サイト:医療用医薬品 : メインテート

その他

その他の狭心症薬の服用方法も成分によって異なります。
そのため、事前に確認してから服用するようにしてください。

バルサンタン

成人には1日1回、1回40mg~80mgを服用してください。
年齢や症状に応じて服用量を調節してください。
1日の最大服用量は160mgとなるため、160mgを超えないでください。

参考サイト:医療用医薬品 : ディオバン

クロニジン

通常、1日3回、1回0.075mg~0.150mgを服用してください。
重度の高血圧症の場合には1日3回、1回0.525mgを服用してください。

参考サイト:医療用医薬品 : カタプレス

狭心症薬の副作用

医薬品には全て副作用というものが存在します。
それは狭心症薬も例外ではありません。
薬の本来の目的通り働く効果を主作用といい、本来の目的以外で出てしまう効果を副作用と言います。
一般的に薬に含まれる成分は、1つの症状にのみ作用するわけではなく、望む治療効果以外にも作用してしまう場合が多いです。
服用時の体の体調によって副作用が生じる場合や、成分に対するアレルギー症状が副作用として生じる場合があります。

抗血小板剤

・食欲不振
・悪心
・嘔吐
・胃痛
・めまい
・頭痛
・下痢
・胃腸障害
・貧血
・蕁麻疹
・耳鳴り
・過呼吸

重篤な副作用
・ショック、アナフィラキシー
・脳出血などの頭蓋骨内出血
・肺出血、消化管出血、鼻出血、眼底出血
・中毒性表皮壊死融解症
・再生不良性貧血、血小板減少、白血球減少
・喘息発作の誘発
・肝機能障害、黄疸
・消化性潰瘍、小腸・大腸潰瘍

血管拡張薬

アムロジピンベシル

・浮腫
・ほてり
・動悸
・ふらつき
・頭痛
・便秘
・嘔吐
・発疹
・全身けん怠感

重篤な副作用
・劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
・無顆粒球症、白血球減少、血小板減少
・房室ブロック
・横紋筋融解症

ニトログリセリン

・めまい
・頭痛
・使用患部のかぶれ
・一次刺激製の接触皮膚炎
・悪心
・嘔吐
・動悸
・浮腫

βブロッカー

アテノロール

・発疹
・そう痒感
・低血圧
・頭痛
・めまい
・しびれ感
・浮腫
・末梢性浮腫
・高脂血症

重篤な副作用
・徐脈、心不全、心胸比増大、房室ブロック、洞房ブロック、失神を伴う起立性低血圧
・呼吸困難、気管支痙攣、喘鳴
・血小板減少、紫斑病

ナドロール

・徐脈
・動悸
・めまい
・立ちくらみ
・ふらつき
・頭痛
・眠気
・下痢
・けん怠感

重篤な副作用
・心不全
・洞房ブロック、洞不全症候群

ビソプロロール

・徐脈
・めまい
・立ちくらみ
・尿酸上昇
・クレアチニンの上昇
・呼吸困難
・けん怠感
・浮腫
・血清脂質の上昇
・頭痛
・悪心

重篤な副作用
・心不全

その他

バルサンタン

・発疹
・そう痒感
・めまい
・数通
・白血球減少
・貧血
・低血圧
・動悸
・腹痛

重篤な副作用
・血管浮腫
・高カリウム血症
・ショック、失神、意識消失
・無顆粒球症、白血球減少、血小板減少
・間質性肺炎
・低血糖
・横紋筋融解症
・中毒性表皮壊死症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑
・天疱瘡、類天疱瘡

クロニジン

・眠気
・鎮静
・疲労感
・徐脈
・口渇
・不安
・めまい
・悪心
・起立性低血圧

重篤な副作用
・幻覚
・錯乱

狭心症薬の併用禁忌・注意薬

医薬品を服用する際には、併用禁忌薬と併用注意薬というものが存在します。
併用禁忌薬は狭心症薬と一緒に服用することで体に重大な影響を与えてしまう可能性のある医薬品です。
狭心症薬を服用する際には、自分が現在服用中の薬をしっかりと確認する必要があります。
併用注意薬は狭心症薬と一緒に服用することで体に様々な影響が及ぶ可能性があり注意が必要な医薬品です。
薬の効果を弱めてしまったり、逆に強めてしまう場合があるので、注意してください。

抗血小板剤

併用注意
・抗凝固剤
併用することで出血の危険性が増大する恐れがあります。

・血小板凝集抑制作用を有する薬剤、血栓溶解剤
血小板凝集抑制作用を有するため、出血の危険性が増大する恐れがあります。

・糖尿病用剤
糖尿病用剤の作用を増強し、低血糖を起こす恐れがあります。

・メトトレキサート
メトトレキサートの腎排泄を阻害し、副作用を増強させる恐れがあります。

・バルプロ酸ナトリウム

血管拡張薬

アムロジピンベシル

併用注意
・降圧作用を有する薬剤
相互に効果を増強する恐れがあります。

・CYP3A4阻害剤
本剤の代謝が競合的に阻害される恐れがあり、エリスロマイシンおよびジルチアゼムとの併用により、本剤の血中濃度が上昇したとの報告があります。

・CYP3A4誘導剤
本剤の代謝が促され、本剤の血中濃度が低下する恐れがあります。

・グレープフルーツジュース
グレープフルーツに含まれる成分が本剤の代謝を阻害し、本剤の血中濃度が上昇し、降圧効果が増強される恐れがあります。

・シンバスタチン
併用によりシンバスタチンのAUCが77%上昇したとの報告があります。

・タクロリムス
本剤とタクロリムスは主としてCYP3A4により代謝されるため、併用によりタクロリムスの代謝が阻害され、タクロリムスの血中濃度が上昇し、腎障害などのタクロリムスの副作用が生じる恐れがあります。

ニトログリセリン

併用禁忌
・ED治療薬(シルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィル)、グアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤
併用により、降圧効果を増強することがあります。

併用注意
・降圧作用および血管拡張作用を有する薬剤
両剤ともに血圧を低下する効果を有するため、併用した場合相加的に血圧の低下が増強される恐れがあります。

・アルコール
飲酒により血管拡張効果が増強され、相加的に血圧の低下が増強される恐れがあります。

・他の硝酸・亜硝酸エステル系薬剤
相加的に血管拡張効果が増強され、頭痛、血圧低下などの副作用が増強されることがあります。

・非ステロイド系抗炎症剤
プロスタグランジンⅠ2などの合成が阻害され、本剤の効果が減弱する恐れがあります。

アテノロール

併用注意
・交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤
相互に効果を増強させ、交感神経系を過剰に抑えるため、徐脈、心不全などが生じる恐れがあります。

・血糖降下剤
血糖降下効果が増強される恐れがあります。

・カルシウム拮抗剤
相互に効果を増強させる恐れがあります。

・クロニジン
血管収縮がさらに増強される恐れがあります。

・クラスⅠ抗不整脈剤
過度に心機能を抑えるため、徐脈、心不全が生じる恐れがあります。

・麻酔剤
反射性頻脈が弱まり、低血圧のリスクが増強する恐れがあります。

・ジギタリス製剤
房室伝導時間が延長し、徐脈、心房ブロックなどが生じる恐れがあります。

・非ステロイド系抗炎症剤
本剤の降圧効果が減弱する恐れがあります。

・交感神経刺激剤
相互の薬剤の効果が減弱し、血管収縮、血圧上昇をきたす恐れがあります。

ナドロール

併用注意
・クラスⅠ抗不整脈剤
心機能抑制効果が強く現れる恐れがあります。

・強心配糖体
心刺激伝導抑制効果が強く現れ、房室伝導時間が延長する恐れがあります。

・カルシウム拮抗剤
併用により、降圧効果、心刺激伝導抑制効果、陰性変力効果が強く現れ、過度の血圧低下や心刺激伝導障害、心機能抑制が生じる恐れがあります。

・交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤
併用により交感神経抑制効果が強く現れる恐れがあります。

・麻酔剤
併用により交感神経抑制効果が強く現れ、過度の血圧低下や心機能抑制が生じる恐れがあります。

・フィンゴリモド
ともに徐脈を引き起こす恐れがあります。

・クロニジン
クロニジンの投与を中止した後、リバウンド現象を増強する恐れがあります。

・アドレナリン製剤
血圧上昇、徐脈などが生じる恐れがあります。

・血糖降下剤
これらの薬剤の血糖降下効果を増強したり、低血糖症状をマスクする恐れがあります。

・リドカイン
本剤による肝血流量の低下により、リドカインの代謝が遅延し、チドカインの血中濃度が上昇する恐れがあります。

・麦角アルカロイド
併用により末梢血管収縮効果が強く現れ、末梢血流量の低下により、四肢の疼痛、冷感、チアノーゼなどが生じる恐れがあります。

・非ステロイド性消炎鎮痛剤
非ステロイド性消炎鎮痛剤のプロスタグランジン合成阻害効果により、ナトリウムや水の貯留、血管収縮が生じ、降圧効果が減弱する恐れがあります。

・降圧作用を有する他の製剤
相互に降圧効果が増強する恐れがあります。

ビソプロロール

併用注意
・交感神経系に対し抑制的に作用する薬剤
相加的に交感神経抑制効果を増強させ、徐脈、血圧低下が生じる恐れがあります。

・血糖降下剤 血糖降下効果が増強し、低血糖症状、頻脈、発汗などが生じる恐れがあります。

・Ca拮抗剤
相加的に心刺激生成・伝導抑制効果、陰性変力効果、降圧効果を増強させ、徐脈、房室ブロック、洞房ブロックなどが生じる恐れがあります。

・ジキタリス製剤
相加的に心刺激生成・伝導抑制効果を増加させ、徐脈、房室ブロックがなどが生じる恐れがあります。

・クロニジン塩酸塩、グアナベンズ酢酸塩
クロニジンを中止した場合、血中ノルアドレナリンが上昇し、クロニジン、グアナベンズの投与を中止した後、リバウンド現象が増強する恐れがあります。

・クラスⅠ抗不整脈剤
交感神経抑制効果を増強させ、徐脈、低血圧などが生じる恐れがあります。

・非ステロイド性抗炎症剤
非ステロイド性抗炎症剤は、血管拡張効果を有するプロスタグランジンの合成・遊離を阻害し、本剤の降圧効果が減弱する恐れがあります。

・降圧作用を有する薬剤
相加的に降圧効果を増強させる恐れがあります。

・フィンゴリモド塩酸塩
ともに徐脈や心ブロックを引き起こす恐れがあります。

その他

バルサンタン

併用注意
・アリスキレン、アンジオテンシン変換酵素阻害剤
併用によりレニン-アンジオテンシン系阻害効果が増強され、腎機能障害、高カリウム血症および低血糖を引き起こす恐れがあります。

・カリウム保持性利尿剤
本剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留効果が増強し、血清カリウム値が上昇する恐れがあります。

・ドロスピレノン、エチニルエストラジオール 血清カリウム値が上昇する恐れがある。

・非ステロイド性消炎鎮痛剤
腎機能を悪化させる恐れがあります。

・ビキサロマー
リン酸結合性ポリマーにより、同時に服用した場合、本剤の吸収を遅延あるいは減少させる恐れがあります。

・リチウム
本剤のナトリウム排泄効果によりリチウムの蓄積が起こり、血中リチウム濃度が上昇し、リチウム中毒が生じる恐れがあります。

クロニジン

・中枢神経抑制剤
本剤との併用により相加的に鎮静効果が増強される恐れがあります。

・β遮断剤
血圧が急激に上昇し、本剤の投与を中止した後、リバウンド現象が強められる恐れがあります。

狭心症薬を服用できない方

併用禁忌や注意薬のように、狭心症薬を服用できない方もいます。
身体の状態によっては、治療薬を使用することができないので、事前に確認してから使用してください。

抗血小板剤

・本剤またはサリチル酸系製剤に対し過敏症の既往歴のある方
・消化性潰瘍のある方
・重篤な血液の異常がある方
・重篤な肝障害、腎障害のある方
・重篤な心機能不全がある方
・アスピリン喘息またはその既往歴のある方
・出産予定日12週以内の妊婦

血管拡張薬

アムロジピンベシル

・本剤の成分またはジヒドロピリジン系化合物に対して過敏症の既往歴のある方
・妊婦、授乳中または妊娠の可能性のある方
・過度に血圧の低い方
・肝機能障害のある方
・重篤な腎機能障害のある方

ニトログリセリン

・本剤の成分または、硝酸・亜硝酸エステル系薬剤に対して過敏症の既往歴のある方
・閉塞隅角緑内障のある方
・頭部外傷または脳出血のある方
・高度な貧血のある方
・妊婦、授乳中または妊娠の可能性のある方

βブロッカー

アテノロール

・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方
・糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスのある方
・高度または症状を呈する徐脈、房室ブロック、洞房ブロック、洞不全症候群のある方
・心原性ショックのある方
・肺高血圧による右心不全のある方
・うっ血性心不全のある方
・低血圧症の方
・重度の末梢循環障害の方
・未治療の褐色細胞腫の方
・妊婦、授乳中またな妊娠の可能性のある方

ナドロール

・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方
・気管支喘息、気管支痙れん、慢性閉塞性肺疾患の恐れのある方
・糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスのある方
・高度の徐脈、房室ブロック、洞房ブロック、洞不全症候群のある方
・心原性ショックのある方
・肺高血圧による右心不全のある方
・うっ血性心不全のある方
・異型狭心症の方
・未治療の褐色細胞腫の方
・妊婦、授乳中またな妊娠の可能性のある方

ビソプロロール

・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方
・高度の徐脈、房室ブロック、洞房ブロック、洞不全症候群のある方
・糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスのある方
・心原性ショックのある方
・肺高血圧により右心不全のある方
・強心薬または血管拡張薬を静脈内投与する必要のある心不全の方
・非代償性の心不全の方
・重度の末梢循環障害のある方
・未治療の褐色細胞腫の方
・妊婦、授乳中または妊娠の可能性のある方

その他

バルサンタン

・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方
・アリスキレンを投与中の糖尿病の方
・妊婦、授乳中または妊娠の可能性のある方

クロニジン

・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある方
・腎障害のある方
・虚血性心疾患または高血圧以外の原因による心不全のある方
・虚血性心疾患およびうっ血性心不全の既往歴のある方
・脳梗塞または脳血管障害のある方
・高度の徐脈のある方
・妊婦、授乳中または妊娠の可能性のある方

効果が得られない場合

狭心症の治療薬を使用すると、胸の痛みや圧迫されるような苦しさを未然に防ぐ、もしくは症状が現れた際に症状を楽にすることができます。
しかし症状の進行度合いによっては、治療薬などを使用しても症状が現れてしまう、発作症状が現れた際に服用をしても効果が出ないという場合があります。
そのような場合には、症状が重症化し、心筋梗塞などの症状を発症しかけている可能性があります。
また、治療薬を誤った方法で服用した際にも効果を発揮しない場合があります。
そのため、もし治療薬が効果を発揮してくれないという時には、まずは正しい方法で使用しているかを確認すること、それでも効果が現れないというときにはすみやかに医療機関を受診し、診察を受けるようにしてください。

狭心症の薬に関するよくある質問

Q.狭心症の薬の通販は違法ではないですか?
A.違法ではありません。
医薬品の通販、正確には海外医薬品の個人輸入は、厚生労働省にも認められている行為です。
ただし、いくつか決まりごとがあるので要注意です。
まず、あくまでも個人輸入であり、自分のために購入するものでなければならないとされています。誰かに売ったり上げたりすることはできません。
また、1回に注文できる量も上限が決まっています。 ルールを守って購入してください。

Q.狭心症の薬を病院に行かずに購入する方法はありますか?
A.通販で購入することができます。
通販サイト(個人輸入代行サイト)が扱っているのは、日本の病院で処方されるアスピリンやニトログリセリン、インデラルといった医薬品と同じ有効成分を含有する海外製の医薬品です。
また、それらのジェネリック医薬品もあるので、費用を抑えたいという方にもお薦めの方法と言えます。
日本で処方してもらうには医師が書く処方箋が必要ですが、海外医薬品の場合は不要で、その点も便利です。

Q.治療薬を使用し続ければ狭心症は治りますか?
A.治療薬の使用だけでは改善しません。
狭心症の治療薬は、一時的に血管を広げるなどの方法によって発作症状が現れるのを予防する、もしくは発作症状が現れた際に沈静化させる効果があります。
要するに発作を抑える薬であり、根治させるわけではありません。
狭心症の治療を行う際には医薬品によって症状を抑えつつ、生活習慣の改善をはかり、重度の狭心症を発症している場合はカテーテル治療やバイパス手術といった外科治療で治す必要があります。

Q.狭心症だと思ったら飲んだほうがいいですか?
A.確かに、胸が圧迫感とともに激しく痛むというときは狭心症のおそれがあるので薬を飲む必要があるといえますが、薬を選ぶ際には注意が必要です。
というのも、心臓への負荷を抑えて発作を解消するβブロッカーという種類の医薬品は、異型狭心症の場合には使用できないことになっているからです。
冠動脈が狭まることによって起こるのではなく、痙攣することによって起こるのが異型狭心症ですが、この場合にβブロッカーを服用すると余計に症状が悪化する可能性があるとされています。
まずは自分の狭心症が具体的には何なのかということを確かめて、薬を飲む必要があると言えます。

Q.薬の効果時間はどのくらいですか?
A.薬の種類によってさまざまですが、たとえばアスピリン(抗血小板剤)の効果は服用後10時間ほどで最大になり、以後7日間ほど持続するとされています。
一方、発作の症状を抑えるβブロッカーのインデラルの効果は3~4時間ほど続くとされています。
狭心症の胸が痛む発作は数分程度なので、十分と言えます。

関連ページ

参考サイト

狭心症 - Wikipedia