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片頭痛

片頭痛の治療薬について紹介します。
多くの人が片頭痛に悩まされていると思います。
様々な成分の治療薬があり、自身に合ったものを選択することができます。

片頭痛の商品一覧

片頭痛とは

片頭痛は正式名称を片頭痛症候群と呼ぶ症状で、脳内血管の急激な拡張により発生する頭痛、そしてそれに伴う合併症状のことを指します。
片頭痛によって発生する痛みのメカニズムは、以下の通りです。
直接的な原因は、脳内の血管が拡張することで、それによって、血管周辺に存在する三叉神経が圧迫されて強い刺激を受けます。
人間の身体は圧迫などの刺激を受けると、刺激が発生している部位で炎症を起こす物質(ブラジキニン)を発生させます。
その結果、拡張した血管が炎症反応により更に拡張されていき、強いズキズキとした痛みを伴う片頭痛の症状が発生します。
片頭痛には大きく分けて以下4つの症状があります。
・前兆のない片頭痛
・前兆のある片頭痛
・前兆のみの片頭痛
・腹部症状のみの片頭痛
片頭痛の前兆となる症状としては、腹部の血管が拡張することによって起こる腹痛、あるいは眼球周辺の血管が拡張する際に起こるヘミクラニア(ミグレイン)と呼ばれる光の点滅などが挙げられます。
ヘミクラニアと呼ばれる症状は片頭痛が発生する直前に発生する症状で、視界内にキラキラとした光が現れるようになる、眩しさを感じるといったものです。
軽い腹痛やヘミクラニアのあとで頭痛が起きた場合は、まず片頭痛と考えて間違いないです。
しかし体質や状況等によっては前兆症状が現れることなく痛みが発生する場合や、前兆症状のみが発生し、頭痛の症状が現れない場合もあります。

片頭痛の症状

片頭痛の症状には、頭部の左右いずれかの痛み、腹痛、視界に現れる光が気になるヘミクラニアといったものが挙げられます。
片頭痛による痛みは、拍動性といわれるものとなっているのが特徴です。
血液が流れるドクンドクンという脈拍に合わせて痛みが起こるというもので、左右のこめかみ周辺などで起こりやすいというのも特徴のひとつです。
片側だけが強く痛むこともあれば、両側が同時に痛み始める場合もあります。
また、場合によっては脈動とは関係なく痛みが続くというケースも見られます。
一方で、腹痛やヘミクラニアといった症状は、片頭痛の前兆症状です。
腹痛は血管の拡張によって起こる強い痛みが特徴です。
ヘミクラニアは眼球内の血管拡張によって起こる光の点滅で、わずかな光を眩しく感じるようになる場合もあります。
症状の発生頻度は人それぞれ異なっていますが、月に1~2回ほどの頻度で発生する人が多い傾向にあります。
発症時間は数時間から数日とばらつきがあります。
また、片頭痛の症状が現れている間は周囲の光や音、臭いに対して過敏になる場合もあります。

起こる場所

片頭痛の症状が現れる部位は、主に三叉神経と呼ばれる神経が集中している部位です。
三叉神経は脳神経の1つであり、目、上顎、下顎と三叉に別れるように伸びていることから名づけられたものです。
具体的な部位としては、こめかみや目の奥、またその周辺。拍動性と呼ばれる脈拍に合わせた痛みが発生するという特徴があります。
片頭痛の痛みが発生する場所は頭の片側だけではなく、時には両側のこめかみや両目の奥、顔面などがズキズキと痛むこともあります。

片頭痛の時間

片頭痛は、症状が現れてから落ち着くまでに掛かる時間にムラがあるというのが特徴のひとつです。
短ければ数時間で痛みは和らいでいきますが、長引けば最長で72時間ほど痛みが続く場合もあります。
片頭痛が続いている間は、歩いたり階段を昇り降りしたりといった日常的な動作によって痛みが加速するというケースが多いようです。
より症状を軽く抑え、短時間で解放されるためには、できるだけ安静にすることを心がけたほうがよいと言えます。

片頭痛の原因

片頭痛の発症原因は長らく不明とされていましたが、近年の研究で三叉神経と関係しているのではないかという研究結果が出ました。
三叉神経は脳神経の1つであり、第V脳神経と呼ばれることもあります。
三叉神経は目神経、上顎神経、下顎神経と三叉に別れるように伸びている神経です。
何かしらの原因によって血管が拡張し、この神経を刺激することによって片頭痛の症状が現れるようになると言われています。
三叉神経を刺激する原因となる、血管の拡張を引き起こす要素にはいくつかのものがあると考えられていますが、大きく分けると以下4つのものになります。

環境

片頭痛の原因として初めに紹介するのは、環境です。
身のまわりにあるさまざまなものが頭痛の要因になるというケースです。
具体的には、タバコや香水といった特定の臭いが発生する環境、強い光や大きな音が発生するライブ会場やコンサートホール、カラオケボックスといった環境などがあります。
また、気圧の変化によっても片頭痛の症状は現れやすく、山や展望台といった高所を移動するとき、気圧が変化すると頭痛が発生することもあります。
また、晴れている状態から気圧が変化して雨が降りそうになったとき、片頭痛の症状が現れるという人も少なくないようです。
頻繁に片頭痛が起こるという方は、どんなときに起こりやすいか把握し、生活習慣を見直すことが必要になると言えます。

伝染

人体の中にある内臓・器官はそれぞれ密接に関わり合っているため、一見関係ないように思える状態が、ある症状を引き起こす場合があります。
つまり、伝染するわけです。
ストレスや睡眠不足によって片頭痛が引き起こされるというのもそのひとつです。
たとえばストレスが蓄積されると、心身を緊張させる交感神経、リラックスさせる副交感神経の働きに異常が発生するようになり、血管の拡張・収縮の操作がうまくいかなくなって片頭痛の症状が現れる場合があります。
また、週末になると副交感神経の働きが優位になり、血管の収縮が緩んで拡張してしまい、片頭痛を発症してしまうというケースもあるようです。
一方、睡眠不足が片頭痛に発展する理由については、眠りが浅く短いためにホルモンの分泌量が変わり、血管の拡張を促してしまうことが原因とされています。
ただし、たっぷり眠ればその分だけ頭痛から解放されるわけではありません。
普段より多く睡眠を取ってしまった、過眠状態になってしまった結果、頭痛がひどくなってしまうこともあります。
したがって、適度な睡眠を心がけ、ストレスをため込まずに規則正しく生活することが伝染による片頭痛を解消する手段と言えます。

食物

片頭痛の原因として、普段口にしている食品が挙げられます。
食品そのものである場合、また添加物として加えられるものである場合があります。
特に以下のものが原因になりやすいようです。
・グルテン
・アスパルテーム
・グルタミン酸ナトリウム
・チラミン
グルテンは、専門機関が研究した結果、意識的に摂取量を減らすことで片頭痛の発症回数を減らすことができると証明されたものです。
小麦粉をこねる際に発生します。
一方、アスパルテームは甘味料、グルタミン酸ナトリウムはうま味調味料として使用される物質です。
また、チラミンはチーズやチョコレートなどに含まれています。

化学反応・ホルモン

片頭痛の原因として最後に紹介するのは化学反応やホルモンです。
化学反応というのは、具体的にはある医薬品を服用した際に体内で起こる反応のことです。
医薬品の有効成分が副作用として血管の拡張を引き起こし、片頭痛の原因になる場合があります。
一方、ホルモンというのは、具体的には女性ホルモンのバランスが変化することにあります。
特に女性の場合、月に1回の生理が起こる際にホルモンバランスが大きく変化し、血管の拡張が引き起こされる場合があります。
ちなみに、ホルモンバランスの変化によって起こる片頭痛は、体内の女性ホルモン量が安定する妊娠期には起こりにくくなります。
そして出産後、ホルモン量が妊娠前の状態に戻ること、さらに育児のストレスや睡眠不足が積み重なっていくことによって、片頭痛が起こりやすくなると言われています。
女性は要注意であると言えます。

病理生理学の片頭痛の原因

片頭痛は脳内の三叉神経が血管の拡張によって圧迫されることによって発生する現象だと言われています。
しかしこの三叉神経が原因と言われているのは、あくまで仮説の中で最有力というだけであり、原因はほかにもいくつか考えられるとされています。
病理生理学の分野では、脱分極説、血管説、セロトニン説、神経説といったものが提出されています。
ここでは、これらの説について詳しく解説してみたいと思います。
ちなみに、病理生理学とは人間をひとつの機能体で、Aを引っぱればBが動く機械のようなものである、として考える医学・生物学の分野のひとつです。
内臓や器官がそれぞれどのように関わり合っているかということから、病気の状態や原因を解き明かそうとするものであると言えます。

脱分極説

脳の皮質(表面)を巡る神経の一部が機能不全に陥り、抑えられることです。
これを原因のひとつと考えるのが、脱分極説というものです。
具体的には、炎症メディエーターと呼ばれる物質が放出されることになり、三叉神経に炎症を引き起こします。
炎症メディエーターは炎症をメディエートするものという物質です。
要は、脳神経の機能不全が三叉神経の炎症を引き起こし、頭痛を発生させるというメカニズムがあると考えられています。

血管説

血管の拡張によって、周辺の三叉神経が圧迫されることで片頭痛が起こる、というのが従来の定説ですが、もうひとつ、病理生理学的な血管説があります。
血管の拡張が直接的な原因になることは同じですが、こちらの説によれば、血管の拡張が進んで血管壁が薄くやわらかくなって浸透性を持つことが直接的な原因とされています。
要するに、血管内の血液が外側に微量に漏れ出してしまうのです。
もちろん重大な健康被害につながるほどの量ではありませんが、血液の流出は痛覚受容体と呼ばれる器官にキャッチされます。
痛覚受容体が反応すると、体は炎症を起こす物質を放出します。
それによって、血管が流出した部分に痛みを引き起こすのです。

セロトニン説

3つ目に紹介するのはセロトニン説です。
セロトニン説は脳内で分泌されるセロトニンが原因となり、片頭痛の症状が現れるようになるという仮説です。
セロトニンは気分の落ち込みや高揚、痛覚、性的な欲求などの制御を補助する役割があります。
同時に、血管の収縮、拡張の制御を補助します。
しかし、セロトニンの分泌量が何らかの原因で減少してしまうことがあります。
その結果、血管の収縮や拡張といった現象が不定期に起こります。
こうして血管内で炎症が引き起こされ、片頭痛の症状が現れるようになる、というのがセロトニン説の概要です。

神経説

神経説は、脳内の特定の神経や特定のエリアが刺激されると片頭痛の症状が現れるようになる、というものです。
特に、三叉神経が刺激されることによって片頭痛の症状が現れるというのが一般的です。
具体的な内容としては、脳内で発生した刺激によって体が血管の炎症を引き起こす物質を放出します。
その後、血管や神経が炎症を起こした状態になることによって、片頭痛の症状が現れるようになるというものです。

片頭痛の治療法

片頭痛の予防・治療方法としては、主に以下の3通りが挙げられます。
・誘発因子の回避
・対症的コントロール
・薬物療法
誘発因子の回避は、予防方法。片頭痛を引き起こす原因となるもの(誘発因子)をあらかじめ避けることで、片頭痛が起こったり続いたりするのを防ぐというものです。
一方、対症的コントローは根本的に治療するのではなく、とりあえず今ある痛みを取り払うというスタンスで行うものです。
そして薬物療法は、効果的な医薬品を用いて片頭痛の症状を根もとから改善させようとするものです。
対症的コントロールや薬物療法ではさまざまな医薬品が使用されますが、頭痛が起こるたびにずっと薬に頼るのは考えものです。
片頭痛の遠因になると考えられている生活習慣や食事の内容を考えることで誘発因子の回避を進めていくことが大切です。

誘発因子の回避

片頭痛の治療方法として初めに紹介するのは、誘発因子の回避という方法です。
誘発因子というのは片頭痛を引き起こす原因となるものです。
これらの原因となる要素を意図的に回避することによって、片頭痛の症状が現れないようにするのが、誘発因子の回避という治療方法です。
具体的には、
・大きな音や強い光が発生する場所を避ける
・タバコや香水といった強い匂いがするものを避ける
といったことが挙げられます。
そのほかにも、食品添加物の使用を避けるなどといったことが挙げられます。

対症的コントロール

対症的コントロールは、対症療法とも呼ばれる治療方法です。
一般的な疾患の薬物療法とは違い、表面上の症状を治療する、もしくは抑えるという治療方法です。
したがって、疾患の根本の部分は治療することができませんが、一時的な症状の辛さを軽減することができます。
鎮痛剤の使用による痛みの軽減、セロトニン作動薬による症状の軽減などの方法があります。

薬物療法

片頭痛の治療方法として最後に紹介するのは薬物療法です。
この方法は対症的コントロールや対症療法とは違い、表面上の痛みといったものを取り除くのではなく、大本の部分での治療を行うことによって、片頭痛の症状そのものを治療するという方法になります。
特に代表的なのはトリプタンという医薬品を使用する方法です。
痛みが始まった瞬間に飲むことですみやかに痛みの原因を取り除くことができます。

薬の種類

片頭痛の治療に用いられる医薬品には、急性期の症状に対して効果が高いものと、予防療法を行う際に効果を発揮するものの2通りが存在しています。
急性期は片頭痛の症状が現れ、痛みが発生している状態のことを指します。
一方、予防療法用の治療薬ですが、これは片頭痛の症状が現れないようにするために使用する医薬品のことを指します。
これら2通りの治療薬を上手く使用することによって、痛みを和らげつつ片頭痛の発症を防ぐことが可能となります。
ただし、いずれにしても使用する際には薬に頼りすぎないことが大切です。
頭痛の中には、薬物乱用頭痛というものがあります。
一定期間、連日のように治療薬を服用していると、その治療薬が原因になった頭痛を引き起こす可能性があるのです。
用法用量、使用期間などを守った上で服用を行う必要があります。

鎮静剤

片頭痛の治療薬として初めに紹介するのは鎮静剤と呼ばれる医薬品です。
鎮静剤は脳の中枢神経系に対して作用し、脳の興奮状態を抑える効果がある医薬品です。
本来は片頭痛の治療には使用されない種類の医薬品ですが、鎮痛剤などの医薬品を使用しても効果が現れない程に重度の片頭痛を発症した際には、鎮静剤を使用し痛みを抑えることがあります。
日本国内で使用される鎮静剤はベンゾジアゼピン系と呼ばれるものが主なもので、具体的な製品としてはジアゼパムやエチゾラム、クロチアゼパムなどがあります。
鎮静剤は服用方法や服用後の注意点が多く存在している医薬品のため、使用には十分注意する必要があります。

セロトニン作動薬

片頭痛の治療薬として頻繁に利用される医薬品として、セロトニン作動薬があります。
セロトニン作動薬は痛みの強い片頭痛が起こった場合や、非ステロイド性抗炎症薬などの市販の鎮痛剤では痛みが和らがないような症状に対して効果を発揮します。
有効成分として、トリプタンやスマトリプタン、ゾルミトリプタンといった物があり、製品としてはトリプタンやイミグラン、ゾーミッグ、レルパックスなどがあります。
使用時の効果が非常に高いことから、利用者数が多いという特徴もあります。
ただし、症状が現れてからなるべく早めに服用することが大切です。

抗うつ薬

片頭痛の発症を予防する際には、抗うつ薬が使用されることがあります。
抗うつ薬には多くの種類がありますが、その中でも三環系抗うつ薬、選択的セロトニン再取り込み阻害薬には、片頭痛の原因となる要素に対して拮抗作用を持っています。
急性期の症状を改善させるために使用されるよりは、いったん症状を抑えたあとに続いて症状が現れるのを防ぐ=予防するための医薬品として継続使用を行い、発症を抑えるというのが基本的な使用方法です。
抗うつ薬の中でも、特にネファゾドンと呼ばれる製品は、比較的軽微な副作用で片頭痛の軽減や治療が行えるため、片頭痛予防を目的に抗うつ薬を使用する際には、頻繁に利用されています。

麦角アルカロイド

麦角アルカロイドは、エルゴタミンと呼ばれる成分を含有する医薬品です。
クリアミンという製品が販売されています。
有効成分のエルゴタミンには、拡張した血管を収縮させる働きがあります。
そもそも片頭痛の主要な原因とは血管が拡張して周囲の神経を圧迫、さらに炎症を起こす物質が分泌されることで痛みが発症するというものですが、麦角アルカロイドを使うことでこの根本的な原因を解消することができます。
血管の拡張を抑える=血管を収縮させるという働きをもつことから、下がった血圧を上げる働きもあります。このことから、低血圧によって起こる症状、たとえば、起立性低血圧(いわゆる立ちくらみのような症状)を解消するための医薬品として使用されることもあります。

ステロイド

片頭痛の再発を予防する際には、デキサメタゾンと呼ばれる成分を配合した医薬品の使用が効果的であると言われています。
デキサメタゾンはステロイド系抗炎症薬です。
ステロイドには非常に強力な抗炎症作用があり、炎症が原因となって発症する症状の治療に用いられます。
片頭痛は三叉神経が圧迫された際、血管で炎症が発生して腫れた状態になることから起こるものであり、ステロイド系抗炎症薬によって炎症を治療することが有効です。
ステロイド系抗炎症薬の中でも片頭痛の予防に効果的だと判明している製品は、上記の通りデキサメタゾンと呼ばれる種類のステロイド系抗炎症薬になります。

睡眠薬

最後に紹介する片頭痛の治療薬は、睡眠薬です。
睡眠薬は一般的に不眠症の治療に用いられる医薬品ですが、片頭痛の治療に用いられることがあります。
睡眠薬を服用すると、脳内のGABA受容体に対して働きし、睡眠を促します。
したがって、片頭痛の発症により発生した炎症を治療するような効果はありません。
しかし、一時的に脳の機能を落とし睡眠状態へ身体を移すため、眠りから目が覚めるまでのあいだ痛みがやわらげられ、さらに眠っている間に炎症が治まることから、目が覚めたときには痛みを感じません。

片頭痛薬の効果

片頭痛薬には様々な成分から作られた薬があります。
それぞれ効果も異なるため、自身にあった薬を選んで使用することが大切です。
基本的な痛みを抑えるという効果は変わりませんが、その作用機序が異なります。

リザトリプタン

リザトリプタンはセロトニン受容体刺激薬です。
三叉神経におけるニューロンから、頭蓋内動脈を選択的に収縮させ、カルシトニン遺伝子関連ペプチドの放出を阻害することで、血管を拡張させさせ片頭痛を抑えます。
その他にも硬膜炎症や中枢性疼痛を抑える効果もあります。
最高血中濃度の到達時間が1時間程度と短くなっています。

参考サイト:Rizatriptan - Wikipedia

スマトリプタン

スマトリプタンはセロトニン受容体作動薬です。
受容体に結合することで、血管を収縮させる働きがあります。
また、三叉神経の痛みを軽減する効果もあります。
群発頭痛に対しての効果が高くなっています。
半減期が約2時間と短くなっているため、服用後2時間で十分な効果が得られない場合には追加での服用が可能です。
錠剤以外にも、点鼻薬や皮下注射薬もあります。

参考サイト:スマトリプタン - Wikipedia

エレトリプタン

エレトリプタンは第2世代のトリプタン薬物です。
すでに進行中の片頭痛発作を抑える効果があります。
脳を取り囲む血管の腫脹を軽減すると言われており、神経終末からの物質の放出を防ぎます。
最高血中濃度の到達時間が1時間程度であるにもかかわらず、半減期が3時間と長くなっています。
そのため、即効性、持続性ともに高い効果があります。

参考サイト:Eletriptan - Wikipedia

フルナリジン

フルナリジンはカルシウム拮抗薬として分類されている薬物です。
片頭痛の予防に効果があります。
血管の平滑筋を緩めることで、血管が拡張され、血圧が下がり、片頭痛の症状を軽減する働きがあります。
最高血中濃度の到達時間が2~4時間となります。

参考サイト:Flunarizine - Wikipedia

ゾルミトリプタン

ゾルミトリプタンは選択的セトロニン受容体作動薬です。
脳の血管を収縮させることで片頭痛の症状を軽減する働きがあります。
効果の出現時間はスマトリプタンより遅いですが、片頭痛の改善効果の持続時間は長くなっています。
点鼻薬の成分として使用されています。

参考サイト:Zolmitriptan - Wikipedia

片頭痛薬を通販で購入するメリット

片頭痛の治療薬を入手する方法の1つに、通販を利用し購入するという方法があります。
通販を利用するメリットは多くありますが、その中でも大きなものとして2つのことが考えられます。
1つ目は海外で製造と販売が行われている片頭痛薬を購入できるというメリットです。
医薬品は世界各国で製造と販売が行われていますが、その中には日本では販売や処方がされていないものもあります。
そういった入手性に難がある製品も、通販を利用することにより入手が可能となります。
2つ目は購入価格の安さです。
片頭痛に対して効果的な医薬品は、頭痛外来を設けているクリニックや一般的な病院を受診して診察を受ければ処方してもらうことができます。
しかし、病院では処方価格が高い場合があり、診察代などがかかることも考えると出費が多くなってしまいます。
一方、通販の場合は医療機関で処方してもらえるものと同等かそれ以上の効果のある片頭痛薬を、日本国内で入手するよりも低価格に購入できるのです。

クリニックや病院で処方してもらう場合

頭痛外来があるクリニックをはじめとする医療機関を受診して片頭痛薬を処方してもらうメリットに、診察を受けられるということが考えられます。
頭痛は軽く見られがちな症状ですが、片頭痛では、脳内出血などの重度の病気を発症していることもあります。
医療機関を受診した場合、30分ほどの診察を受けるだけで本当に片頭痛が原因で痛みが発生しているのか、別の疾患や症状が原因となっているのではないか、といったことが調べられるのです。
とはいえ、医療機関を受診した場合、診察費と処方費、初診料や再診料が必要となるため、1回の受診で数千円の費用が掛かることには留意すべきであると言えます。

市販薬を利用する場合

市販薬を購入するメリットは入手性の良さと価格です。
市販薬はドラッグストアなど、身のまわりの場所で購入することができます。
棚を見つければあとは簡単に購入できるので、所要時間は10分以内という短さです。
ただし、市販薬は製品の種類によっては、購入の際に薬剤師による服薬指導を受ける必要があります。
しかしその指導さえ受ければ誰でも購入することができます。
また、市販薬の中には胃薬の成分をたっぷり含んでいるというものも少なくありません。
医薬品の多くは有効成分が胃腸で分解されることから、副作用として腹痛が起こることも少なくありません。
市販薬はより快適に薬を飲むことができるよう、あらかじめ胃腸の働きをサポートする成分を含有しています。
安心安全に使用することができるのです。

通販サイトを利用した場合

通販を利用するメリットは、日本で買えない片頭痛薬が安く購入できるという点にあります。
また、購入する際には自宅でスマートフォンやパソコンから注文するだけで、後は自宅など指定したポイントまで配送されるのを待つだけという手軽さもメリットと言えます。
購入価格は医薬品の種類によって異なりますが、中には市販薬よりも低価格で医療用医薬品が購入できる場合もあります。

通販でしか購入できない片頭痛改善薬

医薬品通販サイトで販売されている医薬品の中には、日本国内で製造されていない製品が多くあります。
日本国内では扱われていない海外製品が数多くあるのです。
海外では一般的な薬として広く使用されているものの、日本では認可が下りていないために販売されていない、そのような薬です。
しかし通販の場合、海外で製造されている医薬品やより安価なジェネリック医薬品などを購入することも可能となります。

片頭痛薬の服用方法

片頭痛薬の服用方法は医薬品の種類、形状によって大きく異なります。
したがって、服用時には一概にこの服用方法で使用できるというものはありません。
しかし基本的な医薬品の服用方法というものは存在しているため、ここでは基本的な服用方法について紹介します。
基本的な片頭痛薬の服用方法としては、主に2パターンです。
食後に服用する、痛みが現れた際に服用するというものです。
前者の場合、食事の後に水か白湯で指定された量の片頭痛薬を服用します。
後者の場合、食事の有無は気にせず、痛みが現れた際に水か白湯で服用を行えば使用完了となります。
この場合、痛みを自覚してからより早く服用したほうが高い効果を発揮するとされています。
また、用法用量を守るということも大切です。
たくさん飲んだほうが効くような感じがあるかもしれませんが、過剰摂取は健康を損なう原因になることがあります。
服用の前には必ずいつ、どのくらい飲めばいいのか確認してください。

鎮静剤

片頭痛の治療に用いる鎮静剤の服用方法についてですが、通常1回につき1錠から2錠半の鎮静剤を1日に複数回服用します。
服用上限量は鎮静剤の種類によって異なるため、服用の際には確認を行った上で服用するように気をつけてください。
服用時は水、もしくは白湯を用いて服用します。
1日あたりの服用回数は決まっているため、飲み忘れや過剰服用がないよう注意をはらいながら服用を行う必要がありますが、もし飲み忘れが発生した場合、気がついた段階で服用してください。
ただし、次回服用までの時間が4時間を切っている場合にはそのときは飲まず、次回服用時間から服用を再開してください。
2回分をまとめて摂取しないように気をつけることが大切です。

トリプタン

・リザトリプタン
片頭痛の発作時に服用してください。
1回10mgを服用してください。
服用後、薬の効果が弱い場合は2時間以上感覚を開けた上で追加の1錠を服用します。
1日の最大服用量は20mgとなるため、20mgを超えないでください。

参考サイト:医療用医薬品 : マクサルト

・スマトリプタン
片頭痛の発作時に服用してください。
1回50mgを服用してください。
50mgで十分な効果が得られなかった場合には、次回の服用時から100mgに変更してください。
服用後、薬の効果が弱い場合は2時間以上感覚を開けた上で追加の1錠を服用します。
1日の最大服用量は200mgとなるため、200mgを超えないでください。

参考サイト:医療用医薬品 : イミグラン

・エレトリプタン
片頭痛の発作時に服用してください。
1回20mgを服用してください。
服用後、薬の効果が弱い場合は2時間以上感覚を開けた上で追加の1錠を服用します。
1日の最大服用量は40mgとなるため、40mgを超えないでください。

参考サイト:医療用医薬品 : レルパックス

・フルナリジン
1日1回、1回5mg~10mgを服用してください。
片頭痛の発作時に服用することも可能ですが、即効性がありません。

・ゾルミトリプタン
片頭痛の発作時に点鼻してください。
1回1プッシュを点鼻してください。
使用する前に鼻の通りをよくしてから点鼻するようにしてください。

参考サイト:医療用医薬品 : ゾルミトリプタン

片頭痛薬の副作用

医薬品には全て副作用というものが存在します。
それは片頭痛薬も例外ではありません。
薬の本来の目的通り働く効果を主作用といい、本来の目的以外で出てしまう効果を副作用と言います。
一般的に薬に含まれる成分は、1つの症状にのみ作用するわけではなく、望む治療効果以外にも作用してしまう場合が多いです。
服用時の体の体調によって副作用が生じる場合や、成分に対するアレルギー症状が副作用として生じる場合があります。

起こりやすい副作用

鎮静剤
・眠気
・ふらつき
・めまい
・歩行困難
・頭痛
・失禁
・言語障害
・震え
・血圧低下
・吐き気
・食欲不振

トリプタン
・身体各部の痛み
・吐き気と嘔吐
・動悸
・倦怠感
・眠気
・めまい
・圧迫感
・蕁麻疹
・発疹

これらの副作用は片頭痛薬を服用した際に比較的多く報告されています。
それも一時的な症状であり、深刻に捉える必要はありませんが、症状が重い場合や長引く場合には、直ちに医療機関で診察を受けてください。

重篤な副作用

鎮静剤
・過剰服用による薬物依存や離脱症状(痙攣、震え、不眠、不安、幻覚や妄想)
・刺激興奮や錯乱
・呼吸抑制(息苦しさ)

トリプタン
・アナフィラキシーショック(呼吸困難、蕁麻疹、痒みを伴う発赤が全身に現れる)
・不整脈、虚血性心疾患のような症状(頻脈、胸部の圧迫感)
・てんかんのような発作(意識障害、痙攣)

これらの副作用の中には、重篤な健康被害につながるようなものもあります。
また、特にアナフィラキシーショックは生命にかかわるものです。
以上の症状が起こった際には、すみやかに医師による診察と処置を受ける必要があります。

片頭痛薬の併用禁忌・併用注意

医薬品を服用する際には、併用禁忌薬と併用注意薬というものが存在します。
併用禁忌薬は片頭痛薬と一緒に服用することで体に重大な影響を与えてしまう可能性のある医薬品です。
片頭痛薬を服用する際には、自分が現在服用中の薬をしっかりと確認する必要があります。
併用注意薬は片頭痛薬と一緒に服用することで体に様々な影響が及ぶ可能性があり注意が必要な医薬品です。
薬の効果を弱めてしまったり、逆に強めてしまう場合があるので、注意してください。

併用禁忌

リザトリプタン
・エルゴタミン製剤
相互に血管収縮作用を増強させ、血圧の上昇または、血管攣縮が増強される恐れがあります。

・その他の片頭痛薬
相互に効果を増強させ、血圧の上昇または、血管攣縮が増強される恐れがあります。

・MAO阻害剤
A型MAO阻害剤により本剤の代謝が阻害され、本剤の効果が増強させる恐れがあります。

・プロプラノロール塩酸塩
両薬剤の代謝にはA型MAO阻害剤が関与するため、本剤の代謝が阻害され、本剤の効果が増強させる恐れがあります。

スマトリプタン
・エルゴタミン製剤
相互に血管収縮作用を増強させ、血圧の上昇または、血管攣縮が増強される恐れがあります。

・その他の片頭痛薬
相互に効果を増強させ、血圧の上昇または、血管攣縮が増強される恐れがあります。

・MAO阻害剤
A型MAO阻害剤により本剤の代謝が阻害され、本剤の効果が増強させる恐れがあります。

エレトリプタン
・エルゴタミン製剤
相互に血管収縮作用を増強させ、血圧の上昇または、血管攣縮が増強される恐れがあります。

・その他の片頭痛薬
相互に効果を増強させ、血圧の上昇または、血管攣縮が増強される恐れがあります。

・HIVプロテアーゼ阻害剤
本剤の代謝が阻害され血中濃度が上昇する恐れがあります。

フルナリジン
現在報告されておりません。

ゾルミトリプタン
・エルゴタミン製剤
相互に血管収縮作用を増強させ、血圧の上昇または、血管攣縮が増強される恐れがあります。

・その他の片頭痛薬
相互に効果を増強させ、血圧の上昇または、血管攣縮が増強される恐れがあります。

・MAO阻害剤
A型MAO阻害剤により本剤の代謝が阻害され、本剤の効果が増強させる恐れがあります。

併用注意

リザトリプタン
・選択的セトロニン再取り込み阻害剤
セロトニンの再取り込みを阻害し、セロトニン濃度を上昇させ、セロトニン症候群が生じる恐れがあります。

スマトリプタン
・選択的セトロニン再取り込み阻害剤
セロトニンの再取り込みを阻害し、セロトニン濃度を上昇させ、セロトニン症候群が生じる恐れがあります。

・痙攣の閾値を低下させる薬剤
痙攣の閾値を低下させ、てんかん様発作が生じる恐れがあります。

エレトリプタン
・選択的セトロニン再取り込み阻害剤
セロトニンの再取り込みを阻害し、セロトニン濃度を上昇させ、セロトニン症候群が生じる恐れがあります。

・痙攣の閾値を低下させる薬剤
痙攣の閾値を低下させ、てんかん様発作が生じる恐れがあります。

フルナリジン
・鎮静剤、抗高血圧薬
これらの薬剤の効果を増強させる恐れがあります。

ゾルミトリプタン
・CYP1A2阻害剤
本剤の主要代謝酵素であるCYP1A2を阻害するため、効果が増強させる恐れがあります。

・選択的セトロニン再取り込み阻害剤
セロトニンの再取り込みを阻害し、セロトニン濃度を上昇させ、セロトニン症候群が生じる恐れがあります。

片頭痛薬を服用できない方

・片頭痛薬の成分に対して過敏症の既往歴のある方
・心筋梗塞の既往歴がある、虚血性心疾患またはその症状、予兆がある、異型狭心症(冠動脈攣縮)のある方
・脳血管障害や一過性脳虚血発作の既往のある方
・末梢血管障害を有する方
・コントロールされていない高血圧症の方
・重度の肝機能障害の方
・血液透析中の方
・うつ病やパーキンソン病の方
・錐体外路症状の方
・低血圧、心不全、不整脈のある方
・エルゴタミン、エルゴタミン誘導体含有製剤、あるいは他の5-HT1B/1D受容体作動薬を投与中の方
・MAO阻害剤を投与中あるいは、投与中止2週間以内の方
・プロプラノロール塩酸塩を投与中の方
・妊婦、授乳中または妊娠の可能性のある方

効果が得られない場合

片頭痛薬、特に鎮静剤やトリプタンを使用した際に効果が現れないという場合、以下の可能性を疑う必要があります。
・服用するタイミングを間違えている
トリプタンは片頭痛の症状が現れ始め、痛みが発生し始めたタイミングで服用しなければ思うような効果が得られません。
・耐性ができている
鎮痛剤は長期間の使用により体に耐性が作られ、効果を十分に発揮しなくなる場合があります。
・片頭痛ではない
トリプタンは片頭痛に対してのみ作用する医薬品のため、緊張性頭痛など他の頭痛の症状には効果を発揮しません。
以上のようなことに気をつけて薬を服用すること、また片頭痛と付き合うことが大切です。

片頭痛薬に関するよくある質問

Q.片頭痛改善薬の通販購入は違法行為ですか?
A.違法行為ではありません。
通販での医薬品の購入というのは、法律によって認められた行為です。
したがって、通販を利用し片頭痛改善薬を購入しても特に問題はありません。
しかし注意すべき点もいくつかあります。
まず、医薬品の中には日本国内での使用が禁止されているものがあるため、そういった輸入禁止薬物を購入することはできません。
また、購入した医薬品は個人での使用に限って認められているという点も要注意です。
購入した医薬品を他人への譲渡や販売しないようにする必要があります。

Q.片頭痛薬を病院へ行かずに入手する方法はありますか?
A.通販で購入すること、ドラッグストアなどで市販の頭痛薬を購入すること、この2通りの方法が考えられます。
特にお薦めなのは通販です。
通販で扱われている片頭痛薬は、病院で扱われているものと同じ有効成分を含有した海外製の医薬品です。
病院へ行く手間をかけることなく購入することができます。
また、安価に購入できるジェネリック医薬品などもあってさらに便利です。

Q.片頭痛が酷いので毎日薬を服用したいのですが、大丈夫でしょうか。
A.薬物乱用頭痛の原因になる場合があるので要注意です。
鎮痛剤など片頭痛の症状を抑える医薬品を長期服用すると、脳の痛みを抑える働きが低下していき、些細な痛みを強く感じるようになります。
そして同時に、医薬品の服用を継続して行うと脳が過敏になり、痛みを感じやすくなります。
このような、痛みを感じやすくなり、薬が効かなくなることによって起こる頭痛を、薬物乱用頭痛と呼びます。

Q.片頭痛は完治する病気なのでしょうか。
A.年齢を重ねるにつれて改善していく可能性があります。
片頭痛を根本から治療して完璧に治すことができる医薬品は今現在なく、症状が現れた際に痛みを和らげる、もしくは感じないようにするという治療方法が一般的です。
しかし片頭痛というのは年齢を重ねていくに連れて徐々に症状が治まっていき、70代ごろになると症状が現れなくなる人も少なくありません。
片頭痛を即座に完治させるのは簡単ではありませんが、薬も使いつつ根気よく向き合っていくことが大切です。

Q.片頭痛は薬の効果が切れるとまた痛みだしますか?
A.基本的には、その心配はありません。
鎮痛剤やトリプタンといった片頭痛の治療に使用される医薬品には、血管の拡張を抑えたり、炎症を引き起こす物質の分泌を抑えたりする働きがあります。
血管が拡張して炎症を引き起こす物質が分泌されることによって起こる片頭痛はこうして解消されるので、いったん効果を発揮すれば薬の効き目が切れたあとに頭痛に悩まされることはないと考えられます。

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参考サイト

片頭痛 - Wikipedia